子供の立場から生活保護を考える

私の親は事業を畳んで生活保護を受けています。

親の時代からすると生活保護を受けることは屈辱この上なかったようです。

ですが私が勧めました。

このままでは一家心中になっちゃうよと言って。

ちょうどリーマンショックの時期で、生活保護受給希望者が増えていた時期でした。

私の親は何とか審査に通り、今は慎ましく不安なく暮らせています。

 

事業をやっていたのでどうしても多少の贅沢が可能な時期がありました。

その頃を考えると不便な暮らしになったかもしれませんが、医療費の面ではものすごく救われています。

父は事業を畳んでから体が弱くなり、特に近年は入退院の繰り返しです。

当時の事業を今もしていたとしたら、借金と医療費に潰され、

生活苦どころか心を病んでいたのではないかと思います。

そして子供である私にも生活援助の負担がのしかかってきたことと思います。

当時私自身会社を派遣切りにあっていたので、そんな経済的余裕は一切ありませんでした。

 

私は親が生活保護になって悔しかったこととは思いましたが、

最低限の暮らしをしていれば医療費もお世話して頂けて、こんなありがたい救済制度もないと思いました。

生活保護の不正受給等が世間では問題視されていますが、それは一部の人達だと思います。

私の親のように真に必要な人にとっては、不正受給なんかではなく正規に受給していますし、

頼りになる救済制度です。

受給者皆が不正をしているような目で見られることはとても腹立たしく思います。

私の親のような経緯でなくとも、本当に必要としている人達もいる訳です。

そういった方達まで白い目で見られるようや社会風潮はいかがなものかと個人的には思いますね。

 

家賃を値下げされたりとか、今まで住んでいたアパートを引っ越さなければいけなくなった人もたくさんいます。

私の親も引っ越しをしなければいけないような事態に追い込まれましたが、

幸い大家さんの好意で継続して住むことが可能となりました。

子供としてとても感謝しています。

親はスーパーに病院に駅にとても近い所に住んでいましたので、

引っ越しをするとなると不便な所に引っ越さねばならなかったからです。

体の弱い父と足の悪い母が不便な土地に引っ越さねばならなくなることは、

子供としてとても心配でしたので、大家さんには今でもとても感謝しています。

 

そんな訳で、色々すったもんだあった経緯の生活保護受給生活ですが、

私の親も私もこの制度のお陰で人間らしい生活を保障して頂いています。

変な偏見は持たず、どうしても必要な人は受けることによって

生活への希望が生まれてくるのではないかと思いますね。



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