生活保護の相談

母子家庭で、精神病も患っているためなかなか思うように働けず、

児童扶養手当や、子供手当、各補助を受けても

とうてい生活がままならずに、どうしようもない日々を過ごしておりました。

 

色んな免除や申請もしました。

精神病の原因の一つが、両親との確執でもあったので、

実家に頼ることも出来ませんでした。

 

でも、いろんな話を聞いて、生活保護も考えてはいましたが、

子供への影響や、自分への甘えが出てしまうのではないかという不安で

一歩を踏み出せずにいました。

 

私が住んでいる所は田舎なので、車が無いと身動きが取れません。

子供の学校の送迎や、パニック障害が起きるために

公共の交通機関を利用することも出来ないために、

中古の車を購入していました(現金払いで貯金を崩しました)。

 

しかし、中古の車のあたりが悪かったのか故障が相次ぎ、

結局現金で2代目を購入し、貯金も底をつきました。

その2代目の車もエンジンが故障し廃車になってしまい、

途方にくれていると知人の会社経営している方が、

自分の会社で働いていることにしてもいいと言ってくださり、新車を購入しました。

 

やっと一息ついたものの、公営住宅の家賃と車の支払い、

そして受験生の子供にかかる学費で、どうにもならなくなり、

意を決して市役所へ相談へ行きました。

 

まず、初めはどの課に行けばいいのかわからないため、市民相談センターへ行きました。

優しい女性の職員さんが大体の話を聞いてくださり、

それだったら生活保護よりも母子家庭の貸し付けのほうがいいのではと言って

子供福祉課へ連れて行ってくれました。

その時私はとにかく不安で具合が悪く、やっと歩いていた状態だったので

案内してくださったのだと思います。

 

しかし、子供福祉課の職員さんは、私の所得状況ではとうてい貸し付けをしても

返済能力がないだろうということで、やはり生活保護の話を聞いたほうがいいと言われ、

また別の課へ移動しました。

たらいまわしのようでしたが、自分と子供の生活がかかっていますので

精神を強く持って移動しました。

 

カーテンで間仕切りをしている小さな個室で待たされ、

中年の男性職員さんが話を聞いてくださりました。

その時々にカーテンで仕切られた隣の方から、

年配のご婦人のなきじゃくる声が聞こえていて、少し怖かったのを覚えています。

 

中年の職員さんに今の自分の生活状況と、収入の状態を話すと、

生活保護がどういうものかという説明をしてくださいました。

車を所有しても、きちんとした理由があれば絶対にダメというわけではないとも言われ、

少し安心しました。

 

しかし、新車を購入したことを話すと、それは無理だと言われました。

生活保護を受けている人は中古を現金で購入し

ローンが無い状態の車に乗っていて、どうしても必要な場合に了承されるもので、

新車を購入しローンを持っているのであれば、生活保護で支給されるお金を

ローンの返済にまわすということになるのでダメだと言われました。

 

本当に途方にくれてしまい、手が震えてどうにもならない私に、

なにかいい方法が無いか考えましょうと言ってくださり、説明してくれた書類をくれました。

 

その後どうやって家に帰ったか覚えていないくらいショックでした。

でも、その時の私には二つの選択肢しかありませんでした。

一つは車を手放しローンをなくし、生活保護を受給できないかもう一度相談に行くこと。

もう一つは、少しでもいいから働くこと(精神科の先生に相談しながら)

ということでした。

 

私が出した結論は後者でした。

精神障害の受給も視野にいれましたが、

そうなると子供への影響が心配だったのでやめました。

 

お医者さんに相談し、少しのパートならいいでしょうと言われたので、

その診断書を持ってハローワークへ行き、

元々持っていた資格を生かせる仕事につきました。

 

すぐに辞めてしまうのではないかと、毎日不安でしたが、

息子の笑顔と応援でなんとか1年が経とうとしています。

 

生活保護は最後の砦です。

家族関係や収入状況など人にいいたくないことも聞かれるし、家にも調査にくるそうです。

私は精神力がないので、そこまで頑張れませんでしたが、

普通の人から見たら働ける状況の方は決して簡単な道のりではないと思います。



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