私が生活保護を受けたきっかけ

私が生活保護を受け始めたきっかけは、債務整理でした。

精神的な疾患があり、前職を退職し、知人の飲食店で水商売を始めたんです。

しかしそこでも異常に長い拘束時間や、減らされる時給で、

生活だけで精一杯で返済など出来ませんでした。

何とかダブルワークもしたんですが、肉体精神共にボロボロで、状態は悪化する一方でした。

 

そこで友人に勧められたのが生活保護でした。

まず債務を自己破産し、ちゃんと治療を受けなければ

これからどんどん生活が悪化すると、アドバイスをくれたんです。

 

最初言われた時は、正直人様の税金で生活させていただくことを申し訳なく思い、ためらっていました。

しかし、四六時中鳴りやまない催促の電話や、精神的に追い込まれる水商売で、

もう限界を感じ、意を決して、区役所に相談に行きました。

 

あとから知った事なのですが、

大体そういう方は民間のボランティア団体を通していく事が多いようで、

そもそも生活保護の申請なんて通らないことが多いようなんです。

 

そんな事は知らずに、私は一人で相談に行きました。

事前にインターネットで下調べをし、あくまで相談ベースで行ったんです。

 

最初は役所の方とお話するだけで、ケースワーカーさんとは話しませんでした。

そこで私は全て話しました。

今置かれている仕事の状況、体の事、債務の事・・・

私の場合手続きはスムーズで、あっさり申請が下りました。

それ位私の生活は追い詰められていたんだと思います。

 

一つだけ気になったのが、扶養義務のある血縁者の手紙でした。

援助出来ませんか?といったそういう内容の手紙が送られるんです。

私の場合、養子であるという事と、同性愛者であるという事情があり、

家族とは絶縁状態だったので、もちろん援助できない、という返信が来ました。

 

あとから両親に問い詰められましたが、中々納得はしてもらえず、

絶対誰にも他言しないように厳重注意を受けました。

 

そして受給が始まりました。

当時の私の月収は10万前後だったので、足りない分を補って頂き、

久しぶりに人間らしい生活が始まりました。

わざと止めていたガスもちゃんと引き、暖かいシャワーを浴びた時は本当に嬉しかったです。

 

自己破産は、法テラスという機関を通して行いました。

弁護士に必要書類を出し、随分時間がかかっており、現在進行形ではありますが、

催促の電話が無くなった事を考えると手続きは進んでいるんだと思います。

 

そして現在ですが、私は水商売を辞め、治療を優先しながら、現在社員の仕事を求職活動中です。

保護費は決して多くはありませんが、普通に生活していれば、何の問題もありません。

むしろ余る位です。

そこには嗜好品を辞めるなど自分の努力も必要ですが、

あの苦しかった時代に比べれば、まるで天国です。

 

本当に苦しい人がいて、どんなに努力しても限界を感じているのであれば、

生活保護を勧めるかもしれません。

容易に選択していい事ではありませんが、

人間らしく衣食住普通に生活することを第一に考えて、

そういう選択をするのも悪くないと私は思っています。



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