引きこもりやニートが生活保護を受給している現実

生活保護の世帯は近年増加傾向にあります。

日本全体が少子高齢化で働けない高齢者世帯が増えているのが1番の原因だと思いますが、

最近若い20代世代の受給者が増えてきています。

その多くが引きこもりやニートと呼ばれる仕事を何年もしていない若者が

家を追い出され受給しているケースが最近多いのです。

 

生活保護は最低の生活援助が受けられるので、

若者の中で仕事をしたくない人が軽い気持ちで受給しているケースが最近増えているのが問題になっています。

 

本来生活保護は、働けないお年寄りや障害者のために作られた制度だと思うのですが、

働けるのに働かない若い世代の受給者が増えているのは、なぜなのだろうかと疑問に思います。

本当に受給が必要な人が受けられない感じさえします。

 

昔は生活保護を受け取ることに対してすごく違和感がありました。

生活保護を受け取ったら後ろ指をさされる感じがしていたからです。

最近は気軽に生活保護を受けられる世の中になった事はいいことだと思いますが、

悪質な不正受給は許すことができません。

生活保護受給者の増加によりケースワーカーが1人当たり100世帯以上を担当していて

不正受給を見逃してしまう懸念もでてきます。

ケースワーカーの増員確保は急がなければなりません。

 

また生活保護ビジネスなど不正な活動をしているNPO法人などが社会問題になっています。

ホームレスに声をかけて囲い込み生活保護費の一部をピンハネするシステムです。

取締が強化されてもこのような貧困ビジネス業者は増えています。

行政が真剣に取り組まなければいけない問題です。

 

本来救済されなければいけない人が追い詰められて餓死するケースが

私の地元福岡県でも何件か発生しています。

このような最悪な事件をなくすためにも生活保護制度のあり方を、見直す考えが必要だろうと思います。

国や地方など財政が悪化しています。

国が3兆円負担している生活保護費は今後さらに増えてくると思われます。

 

私の地域では、おにぎりが食べられないと言って餓死した人がいます。

この時期は生活保護水際作戦と呼ばれる対応を各区役所がしていました。

社会保障費を少しでも減らしていく政策を打ち出して積極的に生活保護の申請を却下させて、

結果的に本来生活保護を受けなければ行けない人にまで受けさせず悲劇が起こることになりました。

生活保護制度の改革を早く実施してもらい

ほんとうに困窮している社会的な弱者を救っていただきたいと思います。



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