生活保護を受給したらペットが飼えないって本当?!

よく「生活保護を受給することになったらブランドものや

高級車のような贅沢品は買えなくなる」と聞きます。

確かに何らかの事情で失業し、生活していくのが困難で生活保護を受給しているのですから、

そのお金で贅沢品を買っていたら何か違和感を生じますよね。

 

では、ペットはどうなのでしょうか?

生活保護を受給する前にペットを飼っていたら、そのペットは手放さないとならないのでしょうか?

そして、生活保護を受給した後に新たにペットを飼い始めることはルール違反なのでしょうか?

 

結論から言うと、生活保護を受給している人でもペットを飼うことが出来ます。

何故なら、生活保護についての規定を定めた

「生活保護法」にペットを飼うことを禁止する規定がないからです。

 

生活保護を受給している人の中には、盲導犬や聴導犬などのユーザーもいます。

彼らに取って盲導犬や聴導犬は、生活していくため、

そして、将来生活保護を受けずに自立するために必要不可欠な存在です。

それを生活保護の受給が決まったからといって取り上げてしまうのはあまりにもひどい話です。

 

ペットがいるために生活保護受給を諦めかけていた人、

受給後はペットを飼えないんじゃないかと心配していた人は、一先ず安心して下さい。

 

ただし、生活保護を受給していても、ペットの購入費用や食費、医療費などの

ペットに関する諸経費は自費負担です。

怪我をしたり病気になったら病院などの医療機関に行くのは、人間とペットで変わりはありません。

 

ただ、両者で大きく違うのは

「受診時に健康保険証の使用や生活保護などの公費負担を受けられるかどうか」です。

日本は「国民皆保険制度」を採用しているため、

医療機関の窓口で健康保険証や生活保護受給証などを提示すれば、

かかった医療費のうちのそれぞれ決められた額を負担することになります。

 

ちなみに、生活保護受給者は自己負担がありません。

しかし、ペットは任意の保険に入らない限りは全額自己負担になります。

そのため、風邪などで受診した場合でも人間よりも医療費が高額になってしまうことがしばしばあります。

ましてや大病を患い手術や入院が必要になれば、その費用の負担は重くのし掛かります。

 

動物病院によっては、分割払いにしてくれるところもあるようですが、

いずれにしろ支払わなければなりません。

飼った以上は最後まで面倒を見てあげるのが飼い主の義務ですが、

このままでは生活が成り立たないという場合は、

新しい飼い主を探して引き取ってもらうという選択肢もあります。

動物愛護団体やボランティアなど、ペットに関する相談に乗ってくれることがありますので、

相談してみると良いでしょう。

 

また、生活保護受給後にペットを飼い始めた場合、

現在住んでいる住宅がペット不可の場合があり、そのときは引っ越しを余儀なくされます。

ペット可の住宅はペット不可の住宅より家賃や敷金が高い場合もありますので、

事前によく調べておいた方が飼い主とペット双方の幸せのために良いと言えるでしょう。



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