生活保護の実態

生活保護受給になった経緯は、病気からでしたが

精神病の場合なかなかそこからの脱出が難しくなります。

 

まずは薬による副作用で今までよりも倦怠感や睡眠に関してコントロールがきかなくなるからです。

そして先生との相性が重要なのですが病院を変更するには

ケースワーカーに連絡承認してもらい自立支援も受けていればそれの更新も必要です。

 

それらを考えているうちに倦怠感もあってマイナス思考になり病気が悪化していく可能性があります。

そうしてますます社会復帰が遠のきます。

 

もう一つケースワーカーとの相性もあります。

心無いことを言ってくる人もいれば親身になって話を聞いてくれる人もいますが

最近は仕事が多く忙しい人が多いようでなかなか難しいかもしれません。

生活保護者がケースワーカーに報告しなければいけないことがいくつかありますが、

主な例をご紹介します。

 

1、病院にかかりたいとき

まずケースワーカーに軽く症状を説明してどこの病院にかかりたいかを告げます。

その後基本的には福祉事務所に行って書類を書き、医療圏をもらって病院に行きます。

救急車で運ばれたなどの緊急事態には病院と福祉事務所で対応してくれる場合があります。

入院した時にベッド代や診療代は出してもらえますが入院中の雑費、

例えばおむつとか入院着の費用は自分持ちです。

 

2、病院あるいは薬局が変更になったとき

薬局だけの変更でも必ず連絡が必要です。

 

3、収入があった時、仕事が見つかった時

仕送りや仕事の報酬、何かしらの収入があった時は必ず報告しないと後で大事になってしまいます。

これだけは絶対に気を付けましょう。

 

これ以外でも毎年6月になると自分の使っている銀行の通帳を一年分コピーして

財布にある現金の報告

(初めて6月報告制度が始まった時に福祉事務所の人に尋ねたら

「1円でも10円でも財産は財産です」と言われました)

それから持っている資産や借金の報告を書面でします。

 

年金も受給開始の手続きやその後の報告、

すでに受給している方も毎年数円でも変動があれば

それもすぐ報告しないといけないので年配の方には大変な作業かと思います。

 

それと抜き打ちで自宅を訪ねてくることがあります。

あまり外出が多いと疑われるのではないかと思われますので、

仕事をしていない方はなるべく家にいたほうがいいと思われます。

 

ちなみに何か用事があって福祉事務所に行くときの交通費は自分持ちなので

予備の交通費はいつも確保しておきましょう。



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