買い物好きの鬱病女性が生活保護に。

友人に生活保護の受給者がいます。

見た目はそんな雰囲気は全く分かりません。

こぎれいにしていてコスメも洋服もカバンも大好きです。

 

実は彼女はうつ病を発症し、その後買い物依存症となり多額の借金を抱え、

自己破産し生活保護の受給者となりました。

 

鬱病を発症したのは大学生の頃、大好きな彼氏に振られた事が引き金です。

他にも要因はあったのですが、決定的に落ち込み診断を受けたのはその頃でした。

 

その後は彼氏も出来つつ、クリニックに通っていましたが、買い物をやたらとする様になりました。

クレジットカードでリボ払いをしていました。

その支払いが追い付かず、と言う形です。

 

会うたびに買い物をしていました、新しい服やカバン、靴等を買いそろえていました。

ハイブランドの物が好きな訳ではなく、色んな物を買いこんでいました。

その頃には大学卒業し、アルバイトで生活していました。

離婚した父親が他の女性と再婚し居場所が無くなったと嘆いてもいました。

それでも彼氏は尽きる事なく、継続していました。

 

アルバイトはそれなりにきちんとしていましたが、一定期間働くと直ぐに辞める事を繰り返していました。

アルバイトのお金だけでは買い物の支払いが追い付かず、ネットビジネスを始めようとしました。

その為の費用が30万円必要でしたが、それは消費者金融から借りていました。

そして支払いが滞り、自己破産、鬱病再発、生活保護となりました。

 

現在彼女は精神疾患を患う人をサポートする福祉事業のホームで生活しています。

家賃は6万円程度、他には食費、通信費等を支払っています。

月に13万円程度頂いているようですが、ギリギリの生活の様です。

仕事は当てがわれた内職をしていました。

 

生活保護も早く抜けたい、自分で稼いでそれで生活をしたいと言う気持ちが強く、

生活保護になって3カ月目頃に面接に行っています。

この様な状況だと言う事は隠して面接に行きました。

途中で発覚すると言う経緯をたどりますが、先方は特に咎める事も無く雇ってくれています。

 

生活サポートの支援を受けながら訪問看護師にも週に2回入ってもらっています。

そこで内服出来ているか、心配事や困った事、悩んでいる事は無いかと言う話しをしているそうです。

又、突っ走る傾向があるのでいいブレーキになっている様です。

 

3ヶ月目に面接したアルバイト先で働き3カ月程経ちます。

週に3日、半日の仕事で月給は8万円程度です。

3カ月後には生活保護の見直しがあるのでそこで、収入の分は減額されます。

今は毎日働く程までには行きませんが、出来るだけ早く脱却したいと彼女は努力しています。



生活保護 関連記事


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL