生活保護の手続きの難しさと、生活保護の大切さ

保護の担当者とのコミュニケーションの大切さと、自分自身の素直さが大切です。

 

私が、初めて役所に向かったのは中学生の娘が学校の同級生によるイジメで精神的疾患となり、

又父親が生命の危機なる病気となって重い足を運んで児童相談に行った時に

生活保護の手続きを進められました。

 

紹介いただいた方は、とても良い方でしたが、担当者の女性の方がとても厳しく私を責められました。

私は、生活保護受けてはいけないと思い一度は断念しました。

 

半年後に主人の病気が悪化して、私の自営業の仕事も売り上げが上がらず

もう一度重い足を運んで役所に行くと、今度の担当者の方が男性でとても、親身になって頂き

「なぜ、もっと早く来なかったの?」と聞かれる程でした。

今から、病院の支払いを気にせずに治療に専念して下さいね、と言って下さいました。

 

娘も、大変で登校拒否でしたが毎日学校に他の生徒さんと合わない様に車で連れて行ってました。

私の仕事が車が無いと出来ない仕事で異例では有りますが車の所持を許して頂いたいました。

もちろん、車の査定は、0円です。

 

娘も、高校の受験はしないと言っていましたが、

私が高校を決め役所に相談をして私立高校を受けさせました。

高校の合格通知が来ると娘が急に変わり、最初は絶対行かないと言ってましたが毎日通う様になりました。

生活保護のお陰です。

 

しかし、主人は生活保護をもらい始めて7ヶ月後に他界しました。

娘と息子2人を抱えてのこれからの生活が大変でしたので、このまま保護を受けさせて頂きました。

かなりの縛りがあり、預金もできない、毎月収支を提出

(私の場合、車が有るので何キロ走ってガソリンいくら入れたかとか、

疑問に思うと追及もされましたが、全て正直に話す事で大丈夫でした。)

 

生活保護を抜けたいと言う気持ちと抜けるとやっていけるかの気持ちが、交差してとても悩みました。

母子家庭となり3人の子供と保護を抜けるとと本当に自分と葛藤しましたが、

1番下の子が高校に入学して直ぐに保護を抜けましたが、本当に大変な毎日でした。

医療費、家賃、学費、生活費とても大変でした。

やはり、借金もしてしまいましたが毎日を自分の力で生きている実感と

周りの方々への申し訳無い気持ちがなくなりました。

 

やはり、生活保護を受けなくてはいけない時は、必ず受けて役所に頼るべきだと思います。

その方が、自分と家族の幸せに繋がります。

そして、いつかきっと頼らなくていい時期が来たら、自立したら良いと思います。



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