介護扶助・葬祭扶助

一般的に40歳から64歳までの人は、

毎月数千円の介護保険料を負担する必要がありますが、

生活保護受給者は生活扶助から支給されまるので、

負担はありません。

 

ただ、生活保護を受給しながら社会保険に加入している人は、

社会保険料に上乗せして請求され、

収入認定額から控除されることになります。

 

また、65歳以上になってから、介護保険のサービスを受けたい場合は、

介護扶助により自己負担無しで受けることができます。

 

もともと介護保険制度では現金ではなく、介護サービスそのものが支給され、

利用者は費用の1割を負担することになっています。

生活保護では、この1割負担が介護券によって無料になるのです。

 

この介護券については、福祉事務所で手続きをして発行してもらいます。

 

介護サービスを受ける際には、福祉事務所に申請を行うことになります。

 

そこで一般の人と同じように、介護が必要かどうかの認定を受け、

「要介護」の認定がされると、生活保護法の指定介護機関の指定を受けている

介護支援事業者に、介護サービス計画を作成してもらいます。

 

その介護プランができたら、医療扶助の医療券と同じような、

「介護券」が発行され、サービスが受けられるようになります。

 

介護扶助では、介護保険で給付されるサービスとほとんど同じものが対象ですが、

介護費用の全額を自費で支払うケアプランの選択はできません。

 

 

葬祭扶助

死亡確認から、運搬、火葬場使用、納骨までにかかる費用が

葬祭扶助によってまかなわれます。



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介護扶助・葬祭扶助 への1件のコメント

  1. 岩田誠益

    私の妹は65才植物人間化して病院で寝た切りの生活を営んでいます。
    約五年間病院を三ヶ所変わり現在の病院で入院生活を営んでいます。
    私も生活保護を受けており成人後見人になっておらず、病院で金銭管理をお願いしております。病院は大阪東住吉区にあり生活保護支給対象区は天王寺区で本人は天王寺区に在住同区で発病し、未婚で家族はありません。発病以前まで国民年金を払っていました。
    最高50満円貯まると30万円没収され、現在は預金残高が20万円を越える金額は没収され残高20万円切ると支給されます、が今年2月末で20万円切っているので天王寺区役所に伝えると病院の残高が分らない
    から支給していない、と言う。しかし6月現在入金ありません、その間5月23日に預金から介護保険料11,627円7月4日に3,482円引かれ残高10万余り
    本人の身の回り品を購入等に使ってきました、領収書は病院に提示しております。他の区役所では貯まった金銭で最終章を成し遂げるに当たり生活保護の扶助は無い、と聞きました先日妻が病院に行くと机お引きだしに介護保険の請求書が入っていました。7,8,9月分各月2,900円です。保護費の使用条件等を教えて下さい。

    返信

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