生活保護には、臨時的な物資の確保のため、
一時扶助という制度もあります。
例えば、布団類や炊事用具、食器類や交通費など
本来はふだんの保護費の中から計画的にやりくりして
購入すべきものですが、
はじめて保護を受けたときや、
入退院の時、出産や入学のときなど、
一時的に、ある程度のまとまった生活用品が必要になる場合、
一時扶助によって一定のものを揃える資金が支給されます。
主なものは、ふとん、服、
小学校・中学校への入学準備金、
家具、住宅補修費などです。
これらは全てが金銭給付というわけではなく、
中には現物給付されるものもあります。
また、物によって費用限度額も定められています。