最近、何かとニュースで話題になっている生活保護ですが、
これはどういった制度なのかはあまり知られていません。
この制度の元になるのは、日本国憲法で定められた
「国民は健康的で文化的な最低限度の生活を保障する」です。
また、法律も制定されており、それらが元となり、
生活困窮者に生きていく上で必要な
「衣食住」を行うための資金を援助する制度です。
生活保護を受給する基準は、各自治体によってバラバラですが、
少なくとも「収入がなく、生きていく上で困難である」
という条件を満たしているのであれば、受給する資格はあります。
あとは、自治体の判断になります。
生活保護の受給が認められた場合、
支給される金額も各自治体によって異なりますが、
平均で7万円から8万円と言われています。
これに加え、住宅手当もでますので、総額10万円ぐらいです。
また、医療費は無料となり、国民健康保険料の支払いも免除されるため、
風邪をひいた場合でも医療費をしはら必要はありません。
再就職を目指し、職業訓練等を受けている場合は、
毎月10万円が支給されます。
これに加え、職業訓練を受けるために発生した交通費も支給されます。
この職業訓練費は、毎日受けることが義務付けられており、
規定日数以上休むと支給されません。
また、職業訓練を受けることによって支給された場合、
生活保護を外されるということはありませんので、
両方受けておけば毎月20万円ほど収入を得ることができます。