医療扶助で眼鏡を作る

生活保護受給者とは、

経済的に困窮していて

生活を営むことが困難な状態にある人が、

国などからの金銭的支援を受けている人のことを言います。

 

2000年以降から生活保護受給者数は年々増加しており、

2013年時点では、全国で215万人以上の人が

金銭的な支援を受けている状態です。

このような状態にある人は、金銭が受給される際には、

自治体から色々な面で扶助を受けることができます。

 

細かく区別すると、生活扶助、住宅扶助、教育扶助、

出産扶助、介護扶助など、その他多くの扶助があります。

 

生活扶助は食費や光熱費など、生活一般にかかる費用への扶助です。

住宅扶助は、アパートや貸し家で生活する方の家賃を扶助するものです。

教育扶助は、子どもの学校教育などでかかる教育費用を扶助するためのものです。

出産扶助は、妊娠している女性が出産する際の分娩費用を負担するためのものをいいます。

介護扶助は、高齢で自力で動くことができない人が

介護サービスを利用する際に本来負担する1割負担の部分を、

介護扶助で賄うものです。

 

このような扶助の中に、医療扶助というのもあります。

これは、病気などで医者にかかる時に必要な医療費に使われるものです。

医療扶助は病院への通院だけでなく、

眼鏡を作るための費用にも充てることができます。

眼鏡がないと、安全で最低限の生活ができない人もいますので、

そのような理由で必要なアイテムは生活保護の受給対象として扱われています。



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