生活保護の危惧

生活保護を受けずに生きていけるのであれば、

それに越したことはありません。

できれば国の保護にならずに生きていきたいと思うのは、

誰にでも共通する思いなのではないでしょうか。

 

しかしながら無職の生活が続くと、金銭的に心もとなくなり、

生活保護の文字が頭にも浮かぶことでしょう。

ただ実際に医療機関などでは、働けないとか働くことが困難な人に対して、

生活保護で生活を立て直すというアドバイスを与えることがあります。

 

特に精神科などでは、欝や統合失調症において、

仕事を続けることが困難であるとか、無職の生活が長くて

今後の生活に不安を抱いている人に対して、受給を促すところも多いです。

 

ただ、本人の意向を無視してこうした方が良いという考え方には、

懐疑的な意見もあるのも事実です。

本人はなんとか仕事を見つけて、生活を立て直したいと考えているのに、

医療機関の医師や社会福祉士の考えや思いだけで、

闇雲に受給することによって、向上心を失ってしまいかねないと考える人もいるのです。

 

無職であっても、全く仕事がないという状況になり得ることは実はあまりありません。

時給が安くてもアルバイトはできるだろうし、

それこそ職種を選ばなければ、直ぐにではないし、

生活は楽になるとは言い難いけれど、とりあえずは無職ということだけは避けられます。

それなのになぜ生活保護の方に積極的になるという事は、

結局アルバイトで生活するよりも、保護のお金の方が上回っているということにほかなりません。

 

また保護を受けている人は、医療費は無料ですし、

結局のところ国からの手厚さを考えると、

保護の方が何かと優遇されているのが事実です。

医療機関などで生活保護をすすめる場合、

そこまで見据えているのかどうかはわかりませんが、

地道にコツコツ働く方が色あせて見えてしまう危惧があります。



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