職業柄・地域柄で、生活保護を受給している方と接する事が比較的多いのですが、
色んな生活保護受給者の方がいます。
本当に必要な方が申請をして、認定を受けることについては何の問題もないし、
世の中的に温かく見守って頂ける場合が多いと思いますが、
そうではなく不正受給又は不正受給と言われても仕方がない状態の方々がいるのも現状だと思います。
私が知っている近所のおじいさんは、80代後半で公営住宅に1人暮らしをしています。
何かと近隣住民とトラブルを起こすタイプのおじいさんですが、
最近よく役所の方が訪問しているところを見かけ、生活保護の受給者だったんだ、と気づきました。
どこの地域も一緒なのかもしれませんが、この地域もケースワーカーの方の人数が少ないようで、
1人で何十件も担当されているためか、公営住宅内でよく見かけるのです。
生活保護のケースワーカーとして、顔を知られてると、そのケースワーカーと話をしているだけで、
生活保護受給者とわかってしまう場合があります。
厳しい言葉になってしまいますが、テレビやネットで不正受給について、厳しい意見が出ますが、
生活保護費は税金なので、世の中の眼が厳しいのは当然だと思います。
高齢の受給者以上に若年層の受給者に対しては本当に厳しいのが現実です。
現在生活が楽な富裕層なんて一握りで、ほとんどの人は忙しい日々の中、
やりくりをしながら税金を納め自分の力で生活しているのです。
それなのに、仕事を出来ないのではなく、しない。という選択肢を選び、
人が払った税金で生活をしている以上、皆の監視の目は当たり前と思ってください。
何を言われても、生活保護受給者となった以上、愚痴や文句は言えないはずなのです。
「言論の自由」を主張する前に、国民の3大義務をお忘れでは?と思ってしまいます。
本当に必要で、感謝をしながら生活されている方も間違いなくいらっしゃると思いますし、
自分の意思ではなくそうなってしまった未成年の方もいると思います。
生活保護は最後の砦として残しておき、もう一度社会に出て自分の力で生活をしてみようと思いませんか?
高齢の方や病気・障害の方など色んな理由で、
生活保護を受けている方々には大変申し訳ない文章になってしましましたが、
生活保護を受けていない多くの国民の血税で、
生活することが出来ているという現実をもう一度考えてみて頂きたいと思っています。
本当に困っている人が1人でも多く生活保護を受給できる日本になればいいと思ってます。