知り合いが生活保護を受けました

私の古い知り合いが、生活保護を受けてから二年ぐらいになります。

彼女は仕事で過酷な労働を強いられたあげくに上司からのパワハラにあい

精神的に支障をきたしてしまったらしく、職場で過呼吸症候群を併発して、

その後に仕事に行けなくなったそうです。

病院にいってみると鬱と診断されたのだそうです。

 

彼女は見るからに激やせしており、働ける状態ではなく、しかも身内がいなかったのでとても心配しました。

周りの進めもあり、福祉の方に相談に行くと「誰か面倒を見てくれそうな人はいませんか」とか

「遠い親戚でも頼れる人いませんか」などと言われて始めは中々、話が進まなかったといっていました。

 

確かに本当に生活保護を受けるのに適しているのかどうかを見極めるためには中々始めから簡単には、

生活保護の話を進めてくれないと誰かから聞いた事があったので、

それも仕方がない事なのかもしれないとは思ったのですが、

疲れ切っている彼女にはそのような質問も何回も話し合いをする事も気の毒に感じました。

 

一緒に行ってあげたかったのですが、手をかすことにより

「あなたが面倒みてあげられませんか?」

と聞かれて迷惑をかけたくないからと言って、

彼女は、「話あいには自分一人で行く」と言ってききませんでした。

 

それでも医者からの診断書などを提出する事により、

何とかやっと話が前向きに生活保護の方に向かっていったようです。

その際、色々な申請が必用で、アパート代と生活費を頂くための手続きが大変だったようです。

 

何とか時間はかかりましたが生活保護の申請も済んで、

やっと彼女は安住の地を手に入れる事ができましたが、

生活費はぎりぎりでやはり、やりくりはとても大変のようです。

 

話によると生活の補助をしてあげると生活費が削られる事もあると聞いた事があるのですが、

それは本当なのでしょうか。

時々、お洋服とか食料を差し入れする事もあるのですが、叱られるので内緒にしてと言われた事もあります。

 

あれから2年以上がたつのですが、まだ彼女の心は完全には完治していないものと思われます。

クスリの量は当初よりも減っては来ていますが、相変わらず激やせのままなのです。

きっと時々眠れない夜もあるのかもしれないし、この先の事を考えると不安な時もある事でしょう。

しかし彼女は生活保護の申請が無事通り、こうして生活が守られているのですからまだ幸せなのかもしれません。

地域の人が温かく見守ってくれている事にも感謝します

どうかゆっくりと心を立て直していって欲しいなと思っています。



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