生活保護を受給するまでの苦労と受給してからの苦労

私は生活保護を受給しています。

何故受給したか、それは母親しか働いて居なかったためです。

 

私は引きこもりといわれるものだと自負しております。

ひきこもりで頑張って仕事を探そうとハローワーク等に通いましたが、

やはり人目が怖くてうまく行かず一度だけアルバイト経験がある程度です。

 

心にも一物抱えておると思ってまして、精神科へ行ってみた所生まれつきの障害もありました。

何より祖父に後見人がついたことにより、お金を貰って生活してた部分があり、

その部分が破たんした事により生活困窮者となりました。

 

祖母からもお金を貰いながら生活しておりましたが、

その祖母も出し渋りしまして、本当に生活が出来なくなり、

私に障害があるので、町や、包括、支援センターや、社協などの協力を仰ぎつつ、

生活保護を受けようと申請しました。

 

過去にも申請しようと思ったことがありましたが、

その時は母が勝手な理由で受けたくないの一点張りでした。

私としましては其の頃から受ける事が出来ていればと思いますことがとても多いです。

 

生活保護を受給に当たりましては、まず通帳の提示、生活の状況等の報告がありました。

私の家庭の場合は、生活保護を受けるに当たりまして、

数か月前より家計を見てくださる方に入って頂きまして

どういう風にしたらいいかを聞いたりもしておりました。

また、私の場合に関して言えば自立センター関係も協力してくださっており、

食物の提供等をして頂いておりましたので、どうにか生きてはいけました。

 

受給が開始されますとだいたい数か月かかりましたので、申請日まで遡って受給額が入ってまいりました。

だいたい2~3か月分ぐらいです。

母の給料+生活保護費と云う形でしたので、それほど多くはありませんでした。

 

よく言われるのが生活保護世帯では携帯の所持等は難しいのではないかと言われますが、

家のような最低すらも満たない家庭に取っては、生活保護というのは、ありがたくもあります。

何故かと云いますと最低生活費+控除分が出てきますので、

最低生活費を少しだけ上乗せした金額で毎月がスタートします。

そうしますと携帯を持つ余裕も生まれます。

最近では携帯がないと何も出来ない世界になりつつあるのでとても私としては助かりました。

 

生活保護を受給して、少しずつやはり環境が変わり始めました。

携帯の購入、光回線を引いたこと。電球等の交換などとても私の家庭は潤いました。

こういった文では誤解を招くかもしれませんが、どうにか最低な生活は送る事が出来るようになりました。

 

しかし祖父が突然の他界、

私の様な生活保護世帯では当然ながら、突然湧いてくるお金はないために

香典と後見人さんからの葬式費用でどうにかなりましたが

今後遺産問題や、土地関連の支払いに追われる形になっており、戦々恐々しております。

 

遺産や土地が入りますと当然ながら生活保護が止まってしまいます。

止まるだけならいいのですが、止まるだけではないのです。

祖父が亡くなった月まで遡り生活保護費を返還する必要があるのです。

もし仮に、遺産相続が長引けばその分も返さねばなりません。

 

もし今後生活保護を受給されます状態になりましたら、本当に働けないのか、よくよく考えてみてください。

もしその時に突然の他界で遺産が降ってくるならば、ご注意くださいませ。



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