私は、東京在住時、あるきっかけで、生活保護を受給する事となりました。
そのきっかけとは、病気の為です。
病名は「結核」です。
私の職場の親しくしてた方が結核を発症し、
保険所にて、交友関係・最近訪れた施設等のデーターを収集し、
そのリストに上がってた我が家に、検査の指示が・・。
すると我が家の、子供3人と私が陽性となり、即隔離。
専門病院への入院となりました。
「結核」の場合、よほどの特例を除き、最低3ヶ月の入院を要します。
大黒柱である、私が仕事をする事ができないわけですから、収入は0。
そこで、支払いや、ローンがある訳ですから、困ってしまう。
そこで、病院からの勧めでもあったのですが、生活保護を受給する手続きをとり、
「結核」の場合は、国が定める強制隔離状態である為、即OK状態になりました。
生活保護は、色々な制限等ありますが、
私の場合、生活保護を受給するきっかけが、きっかけだった為、
入院帰還3ヶ月と自宅療養期間3ヶ月の計6ヶ月間受給を受け、
制限といいますか、市より指導うけたのは、
「働ける状態に回復した折には、速やかに報告して頂きたい」
との事だけだったので、特に制限を受けた感がありません。
病気などで仕方ない場合は市の対応もゆるいのかもしれません。
受給時は、月に1~2回の職員による定期訪問があり、
受給期間の約半年の間、現状の視察という名目で、
自宅にきますが、簡単な受け答えのみで終わりました。
他の受給者に聞くと、訪問時の職員の質問は、かなり深い事を突っ込んで聞くらしく、
受給開始から、財産と呼べるものの収得はないか?
車の運転などしてないか?受給はまだ必要なのか?
など結構厳しいらしいです。
ここで言う、車の運転は、生活保護を受給しておきながら、
万が一事故でも起こしたら大変だからと言う理由らしいです。
受給後の財産が増えると言うのは、生活保護を受けておきながら、
家庭内の備品等が、増えるのはおかしいと言う事で、
不正受給をしてないか判断する為です。
そして、一刻も早く出来る事なら、自立して、生活出来る事を促し、
だらだら楽してお金を得るではなく、自立するように背中を押す事で、
本人の自立への情熱を失わないようにする為でもあるみたいです。
どうしても、何もせず、最低限の生活が保証されるなら、
それに甘えて、やる気・自立心が失せて行く人が多いからだそうです。
生活保護を受けて実感した事ですが、確かに楽してお金を得るには十分すぎる保護だと思います。
ですが、それに甘えてては、全てにおいて気力を失って行きそうだと感じました。
ですが、生活保護は、どうしても必要!という時には強い味方にもなってくれます。