ホームレスの人達におにぎりや生活物資を配る人がいます。
一見、良い人に見えますが、
その正体は、貧困ビジネス業者です。
「生活保護を受けへんか?」といって、
ホームレスの人に生活保護の申請の手続きを行なわせます。
中には、貧困者支援NPOを騙っている業者も。
生活保護の申請が認められると、家賃や食費といった名目で、
保護費のほとんどを業者が吸い上げるという仕組みです。
業者の言い分は、「ホームレスになって寒い外で寝るより、
暖かいアパートで寝れて、最低限の食事も摂れる生活の方がエエやろ」
というものですが、そのマージンとしてはあまりにも法外な値段を搾り取っています。
当然、生活保護を受けた本人は、それでは生活できなくなってしまいますから、
どうするかというと、実は裏でコッソリ働かされているのです。
これは当然違法行為ですが、仕事に就く際、
名前を少し変えたり、生年月日を偽ったりするだけで、
受給者が働いていることは、意外とばれないのです。