私の義父義母が生活保護を受けています。
若い頃の生涯収入が少なく国民年金にも入っていない時期があったらしく、
年金では生活できなくなり10年ほど前から生活保護を受給しています。
義父義母はもう85歳なので受給するのも仕方ないと思いますが、
殆どの方が老後のために節約し困らないようにしている中で、
非常に納得出来ない思いがありました。
当方も自分が病気を患っていて仕事につけない為生活に全く余裕が無く援助は不可能です。
生活保護を受給するようになると保持している銀行口座は全て召し上げられ、行政の管理下に置かれます。
そして生活保護費を振り込まれる金額のみ使用の口座を持つことになります。
そして基本的に生活保護費が余っているからと言ってそのお金を貯金する事は出来ません。
しかしながら世間一般の受給者はへそくりなどをしているという話も聞きますし納得がいかない面もあります。
生活保護を受給するには持ち家は勿論車も確か持つことは出来なくなり制限がかなり出てきます。
ただ、旅行などはいく事は可能だと思います。
義母達はそういった意味で非常に質素な生活をしており、
旅行は勿論、テレビを見たり買い物に行ったりといった事の毎日で、生活できること自体で満足しています。
ただ他の受給者の中では先ほど言った余った生活保護費を使って
楽しんでいる方もいるといううわさは聞きます。
年金で暮らしている方とのバランスを考えると何ともやりきれない思いです。
生活保護受給者はペットなどを飼う事は可能ですが
贅沢品と判断されるものに関しては保有する事は出来ません。
先ほど申し上げた車やバイク、宝石などがそれにあたるでしょう。
ただし、エアコンやTVといった最低限必要なものに関しては保有が許されます。
これは致し方ないといったところでしょうか。
生活保護を申請するに当たり地域によって受給難易度がかなり異なるようです。
義母の市については意外と簡単に受給出来たようです。
ただし家賃が8万5000円の借家に住んでいたのを2万円位安い家にという命令は受けました。
それは当たり前だと考えます。
生活保護は2か月に一回2か月分いっぺんに銀行口座に振り込まれます。
義母義父二人で一か月15万円程度受け取っていて、
当たり前のように自分のお金の様にという風に感じられます。
私たちが払っている税金から賄っているのに有難味というのは感じられません。
そう言った感覚だから生活保護といった状況になるのだと思います。
他には健康関係ですが保険証は取り上げられますが、病院の診察料は無料になります。
ただし市内の病院で、病院に行く前に市に連絡が必要です。入院してもお金はかかりません。
そして万が一亡くなった時は一番質素な葬式も無料で行ってくれます。
人権が影響しているのでしょうか。
もう生活保護を抜け出すことは出来ませんが自力で働ける方は是非努力して仕事を見つけ、
自立していただきたいと思います。