日本では、生活保護を受けること自体が「恥」であるという意識が強く、
「できる限り使いたくない制度」になってしまっています。
高齢者が重い病気にかかったときでも
生活保護を受けることを恥のように考えている人はまだまだいます。
ですが、命の危険にさらされてまで、
最後のセーフティーネットを使わないことの方がよほど問題です。
それに、今まで社会に貢献してきて、税金も納めてきた人なら、
恥じる必要なんてどこにもありません。
昔は今よりも所得税の税率も高かったですし、
払いすぎた税金が戻ってくるような感覚で生活保護を受給しましょう。
そもそも生活保護制度は、憲法25条の「生存権保障」を具体化したものですから、
本来、その利用は権利であって、恥と思う方がおかしいのです。
干し柿
脳の機能障害による就職困難者(40代)です。
求人の少ない地域に住んでいることもあり、なかなか職に就くことができずに困っています。
障害者年金の等級が永久認定ではなく期間認定のため、6か月後には年金等級が下がり、障害者年金支給が停止する旨、主治医から宣告されました。
ケースワーカーや精神保健福祉士(自称)の方にお世話になってはいるものの、就職をあきらめて“生活保護の手続き準備を初めていきましょう”との話がもちあがっています。
私は、生活保護を受けることを恥とは思いません。ですが、私個人の問題なのに親兄弟を巻き込むことが理解できないのと、老後に働く体力が無くなって本当に本当に困った時の最終手段としてとっておきたいので、今は受けたくないのですが、それでは衣食住を保つことができない。。。葛藤しています。
障害があろうがなかろうが、成人したら全員が職に就いて収入を得ている、北欧の国々では当たり前のような法律に憧れます。