生活保護を受けている人は
なかなかペットを飼うことはできない、
ということです。
確かにペットを飼う余裕があるときには、
生活保護を申し出る必要を感じないので働ける、
ということなのでしょうが、
もともと飼っていた動物がいる場合はどうなのかというと、
その場合によりけり、ということがあります。
どうしてもそのペットを飼う必要性がある場合や
年をとったペットなので新しい引き取り手がいない場合、
などきちんとその必要性を認めさせることができれば
飼い続けることも可能かもしれない、ということです。
ですが、基本的に生活保護というのは
その人が生きていけるためのものであり、
国からの補助である、ということを忘れてはいけないのです。
その人のペットなどを守るためのものではない、ということなので、
もしどうしても飼いつづけたい、というときには生活保護はあきらめて、
自分自身で仕事を探して少なくてもお給料を稼ぐしかないのです。
もし、生活保護を受けるので動物を手放すことになった場合は、
保健所などではなく、まずは掲示板や近所の方、
動物病院などでもいいので、お話をして
新しい飼い主を責任をもって探すようにすることが大切です。
簡単に手放すことができない存在であるでしょうが、
どうしても働けないときには仕方がないと考えるべきです。
そして、その命を責任をもって最後まで家族として
看取ってくれる人を探すことがその動物のためといえます。
保護を国にしてもらっているので、その人のわがままは通すことは難しいですが、
動物のことは責任をもって飼い主を探すようにすることです。